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【罪悪感のない贅沢】植物性担々麺でととのえる食卓|ごちそう便り Vol.19
旨さ、フルスロットル
ふと身体が、「今日はちょっとヘルシーがいい」とささやく日がある。だけど、あっさりしすぎて物足りないのは、ちょっと寂しい。
そんな時にぴったり寄り添ってくれる一杯があるんです。
動物性ゼロ。でも、旨さはフルスロット...
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【遅く起きた土曜日には】クロワッサン・オ・ザマンドというご褒美|ごちそう便り vol.18
朝というより、もう昼。慌ただしい一週間を終えて、今日は目覚まし時計にも触れずに眠りたいだけ眠った。ようやく体を起こして、カーテンの隙間から差し込む光に、「ああ、週末だ」と実感する。
コーヒーを淹れ、冷凍庫からクロワッサン・オ・ザマンド...
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【冷蔵庫に金アグーがある夜】 |ごちそう便り vol.17
冷蔵庫の中に、金アグーがある。
たったそれだけのことで、週末の始まりが、ふと特別なものに思えてくる。
金曜日の夜は、なにをしてもしなくても許される空気がある。
外へ出る気力はないけれど、平日からの解放感に背中を押されて、
「ちょっと...
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【木曜日、あとは流れに身をまかせて】|ごちそう便りvol.16
木曜日。
一週間のちょうど折り返しを少し越えた頃。
月曜の勢いはもうなく、かといって週末の気配もまだ遠くて。
そんな微妙な浮遊感をともなう木曜の午後は、
「まあ、なんとかなるか」なんて、
少し肩の力を抜きたくなる時間。
冷蔵庫の中...
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【水曜日、すこし休んで すこし満たして】|ごちそう便り Vol.15
水曜日。
気がつけば、週のまんなか。
スタートダッシュの疲れが、そっと足元にたまってきて、
「あと半分か」「もう半分か」──
気分はそのどちらでもありえる、揺れる一日。
だからこそ、水曜日には“ととのえる”時間が必要です。
心にも...
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【火曜日の背中に寄り添うクロワッサン】|ごちそう便り Vol.14
週のはじまりを駆け抜けた、火曜日の朝。
ほんの少しだけ、気持ちの糸がゆるんでしまうような時間。
月曜日の緊張感は過ぎ去ったけれど、
週末のご褒美にはまだまだ遠くて、
「なんとなく、今日は何もかもが中途半端に感じるな」
──そんなふう...
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【ちゃんと食べる月曜日】一週間のスタートに、あたたかな鶏白湯|ごちそう便りvol.13
月曜日の夜は、どうしてこんなに静かなんだろう。
喧騒の一日を終えたあとの帰り道、
心も身体も、ほんの少しだけくたびれている。
まだまだ一週間ははじまったばかり。
頑張りたい気持ちはあるのに、
台所に立つ元気までは湧いてこない。
で...
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【手のひらの海、ひとつまみ】屋我地島の塩と、やさしい食卓|ごちそう便り vol.12
朝の食卓に、おむすびをひとつ。塩むすびの、あの潔いおいしさが恋しくなるときがあります。手のひらで包んだ白ごはんに、ほんのすこし塩をまぶすだけ。それだけなのに、じんわりとうれしくなる。きっとそこには、"いい塩"の存在があります。
私たち...
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【あの味を、家で楽しむ贅沢】金アグーのお取り寄せで叶える特別な夜|ごちそう便りvol.11
「また、あれが食べたいな」そんなふうに思い出す料理は、いくつあるでしょうか。
沖縄から名古屋へ受け継がれた味――「ゆうなんぎい」の金アグーしゃぶしゃぶ。出汁にくぐらせた瞬間に立ちのぼる、やわらかな湯気と甘い香り。脂はすっと舌の上でほど...
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【暖簾がつなぐ、心の味】ゆうなんぎいと金アグーの話|ごちそう便りvol.10
那覇・久茂地の路地裏。
ひっそりと佇む一軒の食堂に、変わらぬ暖簾が揺れています。
「ゆうなんぎい」。
沖縄の人々に、50年以上愛されてきた老舗です。
ガラリと戸を引くと、
どこか懐かしい匂いと、人の笑顔。
器に盛られた島料理が、ゆっ...
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【幻の和豚に、出会う】金アグーという贈りもの|ごちそう便りvol.9
ときどき、自分の食卓に並ぶ一皿を見て思うのです。
「このお肉は、どんなふうに育ったんだろう」と。
その問いに、正面から丁寧に答えてくれる豚がいます。
それが、“金アグー”という、沖縄で静かに育てられている幻の豚。
600年も前か...
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【スープを飲み干す、その一口のために】濃厚鶏白湯らーめんのある食卓|ごちそう便りvol.8
「今日はちょっと、濃いのが食べたい。」
そんなふうに、ふと心と体が求める日がある。疲れた日、よく頑張った日、何もないけど満たされたい日。
それは贅沢ではなくて、きっと「ちゃんと食べたい」っていう、まっすぐな気持ち。
濃厚鶏白湯らーめ...
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